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1)　Poserのメニューの[Edit（編集）]→[General Preferences（環境設定）]を開いて、[Misc.（その他）]タブの左上の枠内、『Use external binary morph targets（外部バイナリモーフターゲットを使用）』のチェックを外して、[OK]でダイアログを閉じる。

2)　Poserで、『Library（ライブラリ）』＞『Figures（フィギュア）』に、変形済みのフィギュアを保存する（ライブラリに追加する）。

3)　2で保存したフィギュアが入っているフォルダ（例えば、C:Program Filese-frontierPoser 7JDownloads
untimelibrariescharacterDAZDAZ People）を開き、先ほど保存したファイル（名前は、『保存した名前A.cr2』）を、編集する為にデスクトップなりなんなり、分かりやすいところにコピーしておく（これ以降は、元のファイルではなく、こっちのコピーしてできた方のファイルを使用する。元のファイルは消さずに置いておこう）

4)　CR2Builderを起動し、左上の[Open]ボタンを押して、コピーしてできた方の『保存した名前A.cr2』を選択、[開く]
　しばらくすると、左の黄緑色のウィンドウ内に、cr2の内容が表示される。（V4など、内容の多いファイルの場合、開くまでに思ったよりも時間が掛かることがあります）

5)　メニューから[LeftPage]→[TreeView]→[Remove 0 TargetGeon ALL]をクリック。
　リムーブが終わったら画面全体の下部に、『DONE: Remove k 0 0 TargetGeon All delete （以下略）』と表示される。（他に画面表示はない）

6)　[SaveAs]ボタンを押して、名前を付けて別名で保存する。
　この保存したファイルをコピーして、ライブラリのキャラクターフォルダ（RuntimelibrariesCharacter　以下のフォルダ）に入れる。

7)　Poserを起動し、手順6で自分でキャラクターフォルダに突っ込んだキャラクターを呼び出す。（画像は、手を上げたおっさんになってますが、問題ないです）

8)　Poserの[Edit（編集）]→[General Preferences（環境設定）]を開いて、[Misc.（その他）]タブで、最初にチェックを外した『Use external binary morph targets（外部バイナリモーフターゲットを使用）』のチェックを入れて、[OK]で閉じる。

9)　手順7で呼び出したフィギュアを、『Library（ライブラリ）』＞『Figures（フィギュア）』にまた別名で追加する。これで、PMDファイルを持つ、すっきりしたファイルができたらしい。

10)　手順9で保存したフィギュアのファイル（『保存した名前C.cr2』『保存した名前C.pmd』）は、またまた編集用のフォルダにコピーしておく。

11)　CR2Builderを起動し、コピーしてできた『保存した名前C.cr2』を開き、まずは必要な記述以外の部分を削除する。
　残すのは、文頭にある『version』のツリーと、中腹あたりから始まる『actor　（パーツ名)』のうち、変形させたモーフが含まれるパーツのツリー。（頭の方にも『actor』で始まる同じ名前のツリーがあるが、そっちじゃなくて、後半に出てくる方が必要）

12)　文頭の『version』の下の空行を右クリックして、[Add]をクリック。そこに、『injectPMDFileMorphs runtime:libraries:pmdファイルのパス:pmdのファイル名』を入力。
　※　今PMDファイルが入っているフォルダではなく、最終的にPMDファイルが入るフォルダのパスを入れる。

　私はPMDファイルを、INJポーズが入っているフォルダと同じ階層に入れてます（つまり、injectPMDFileMorphs runtime:libraries:pose:alongtimeago:キャラ名フォルダ:PMDファイル名.pmd）。
　librariespose以下に、例えば『V4』だとか分類するフォルダが入っていれこになっていても、勝手にPoserが検索して呼び出してくれますが、時間はちょっと掛かるかもしれません？

13)　残したactorツリーを開いて、さらに余分な部分を削除する。
　a.まずは『channnels』ツリー以外を削除
　b.さらにchannnelsツリーを開いて、『targetGeom 自分がつけたモーフ名』以外を削除
　c.目など自作モーフは使わずにスケールや位置だけで調節しているパーツがあれば、その変形させた部分の『keys』ツリーを残す。

14)　編集が終わったら、[SaveAs]で名前（最終名称）を付けて保存。この時、拡張子を『.pz2』とする。これが、INJファイルになる。

15)　REMファイルも作りたいので、さっき保存したINJ用pz2ファイルをテキストエディタで開いて、最初の方にある『inject云々』のinjectを『remove』に変えて別名で保存。

16)　runtimelibrariesposeにこれら（inject用のpz2ファイル、rem用のpz2ファイル、手順9または手順10でできた保存した名前C.pmd）を入れて終了。

　なお、『保存した名前C』の名称を変更した場合は、INJファイル（REMファイル）のファイルパスの所のPMDファイル名を合わせて変更すればOK。


　参考：Playful Wanderer（http://aachan.jpn.org/　by aachan）内、3DCG Tips-配布ファイルの作成-（http://aachan.jpn.org/3dcg/tips-haifu.html）→PMD編（CR2Builder利用）


　じゃ、Poser起動して動作確認でもしようか。
　ちなみに今回作ってるのはAntoniaさん用キャラクターでふ。うをぅ、なんか口が開いた。なんでだｗ
　なぜか、Expressionsツリー以下のMouthの中に、alta_AN01_Eyesというモーフがあって、それが1になっててどうもこれ元々MouthOpenのようだ。
　ふむ、INJ適用時には問題がなく、REM適用するとこうなってしまう。
　ついでに、目の位置を戻すのを忘れていたので、これも直さなきゃ。
　CR2BuilderでREMファイルを開いてみてみましたが、まあ目の値は元に戻しておくとして、口の件はよく分からず……。
　仕方ないので、actor lEye:1 とactor rEye:1以外のactorは消しておきました。これでも、追加していたモーフの項目はちゃんと消えるので。

　多分完成。
　鼻の形がどうにも気に入らないけれど、あんま近くで見んな、ってことで。